ラベル誕生の話

現在では気軽に通販サイトを使って、高品質で格安なラベルを製作する事も容易になっております。

この日常では欠かす事の出来ない激安なラベルでございますが、どのようにこの世の中に誕生したのかを知っているお客様は少ないのではないでしょうか?

オリジナルでラベルを作成して頂く際に必要となる知識ではないかもしれませんが、暇つぶしとしてでもご覧いただけたら幸いでございます。

粘土でペタリ、ラベルの始まり

日本で古くはお米をつぶした物を糊代わりに使っていたと言われております。同じようにして、古代エジプトでは粘土を糊代わりに使っていたそうで、大変昔の時代から物を貼り付けると言う行為を行っていたと言えるかと思いますが、まだこの時点では「糊」であり、「ラベル」とは言えない物でありました。

日本に上陸したラベル

一般的に知られるラベルの形にはまだなっていない頃ではありますが、日本にもイギリスから送られて来た贈答品に菊の紋章が描かれた一枚が貼られていたそうで、同じような物を作りたいと宮内省から声がかかったことで、日本では今まで作ったことがない物を作成しました。

ただし、今のようにサッっと制作出来るものではなく、おそらく印刷や粘着剤、それを一枚のラベル状態にする事が難しかったのかと思われますが、大変な時間や苦労があったそうです。

遂に完成した簡単に貼れるラベル

糊を貼ってつけると言うのは非常に簡単に出来る接着方法でしたが、もっと気軽に貼る事が出来る「自己粘着性」を持ったラベルが出てきたのは、1935年のアメリカでの事でございます。

スタントン・エイブリ氏が最後の貯金をはたいて研究、開発をした事によって完成したのが今のラベルに近い、セパレーターから剥がして貼る物でした。プリントなどはありませんでしたが、その後様々な開発を経て現在の形に至ります。

ちなみに、このエイブリ氏が考え出したもう一つの素晴らしい技術の一つに「ダイカット」がございます。これは今でも使用されているカッティング技術でございまして、ラベルを自由な形に切る事が出来る物です。

つまりはエイブリ氏がいなければ、今のラベルは無かったと言っても過言ではないのです。